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Webライターの提案文の書き方とコツを例文付きで解説!

Webライターの提案文の書き方とコツを例文付きで解説!
悩んでいる人

・提案文の書き方がわからない
・提案文を書くときのコツはある?
・なかなか受注できなくて困っている
・初心者で書ける実績がない

Webライターの方は、クラウドソーシングサイトで仕事を受注するために提案文を書く機会も多いのではないでしょうか?なかには、「書き方が合っているのかわからない」「なかなか受注できない」と悩んでいる人もいるでしょう。

仕事を受注するには、「採用される提案文の書き方」をマスターしておく必要があります。

この記事では、現役のWebライターが採用される提案文の書き方やコツを例文付きで解説!また、実績のない初心者Webライターの方が、周りと差を付けるテクニックも紹介しています。

この記事でわかること

  • 採用されるWebライターの提案文とは
  • Webライターが提案文を書くときのコツ
  • 提案文のテンプレート・例文
  • 初心者Webライターが提案文でアピールする方法

この記事を書いている私は、ブログ歴10年の現役Webライターです。本業も副業もWebライターをしており、副業1ヶ月目で月収10万円を達成した経験があります。

記事を書いた人

仕事を受注するためには、ほかの人と提案文で差をつける必要があります。書き方やコツをしっかりとマスターして、受注率アップにつなげてくださいね!

もくじ

採用されるWebライターの提案文とは

採用されるWebライターの提案文とは

採用されるWebライターは、提案文に以下の項目を記載しています。

  • 発注者の質問に答えている
  • 実績を提示している
  • 案件に貢献できることを伝えている

以下で、一つずつ詳しく説明しますね!

発注者の質問に答えている

採用されるWebライターは、提案文で発注者の質問にしっかりと答えています!

発注者は、応募要項に仕事の内容とあわせて応募条件や答えてほしい質問を記載していることがあります。たとえば、以下のような文です。

以下の質問についての回答を提案文とあわせてお送りください。

  • ライター歴
  • 月の対応可能本数
  • 稼働可能な日程
  • 過去に執筆した記事
  • Slackでのコミュニケーションの可否

発注者は仕事を依頼するにあたって必要な情報を知るために、ライターに質問をしています。
また、ライターが案件の詳細をよく読んでいるかを確認するために質問をする発注者もいるので、案件をしっかりと確認してから質問に答えましょう。

実績を提示している

提案文で実績をしっかりと提示することで、ほかのライターと差がつきます。

同じレベルのWebライターが案件に応募してきた場合、発注者は実績を比較して採用するライターを決めます

同じスキルや経歴だったとしても、具体的な実績があったほうが信頼性は増します。そのため、提案文には過去の実績として、記事タイトルやSEOキーワード、URLなどを記載しておきましょう

とはいえ、初心者Webライターで提示できる実績がないって方もいますよね?
初心者Webライターが実績を示す方法は、しっかりと後述していますのでご確認ください!

案件に貢献できることを伝えている

採用されるWebライターの多くは、提案文で案件に貢献できることをアピールしています!
たとえば、以下のような内容を書くと良いでしょう。

  • 同じジャンルの執筆経験がある
  • 依頼件数よりもプラス◯本の執筆が可能
  • 即日対応が可能
  • 画像選定ができる
  • イラストの作成ができる
  • WordPress入稿ができる
  • ほかのジャンルの執筆も可能

「迅速な対応ができます」と記載する方もいますが、正直言うとそれは当たり前かなと…。

「即日対応可能です」「3日で納品できます」など、具体的に伝えるのがおすすめです。

また、画像選定・イラスト作成・WordPress入稿ができることは、大きなアドバンテージとなります。「やってくれるとありがたい!」と思っている発注者も少なくないので、書いていて損はないでしょう。

立花えり

交渉次第では、単価アップに繋がる可能性もありますよ!

Webライターが提案文を書くときの3つのコツ

Webライターが提案文を書くときの3つのコツ

提案文は、以下の3つのコツを抑えて書きましょう!

提案文を書くときの3つのコツ

  • 読みやすい文章を書く
  • 初心者・未経験の印象を与えない
  • 提案文を使いまわさない

コツを抑えて書くことで、受注率はグッとアップします。以下で詳しく解説しますね。

1.読みやすい文章を書く

大前提として大切なのは、読みやすい文章を書くこと!
発注者は何件〜何十件もの提案文を確認します。そのため、パッと見で読みづらい提案文だと読んでもらえない可能性も

また、読みづらい提案文を書く人の文章を読みやすいとは思わないですよね。提案文で文章力をチェックする発注者も少なくないので、見やすさ・読みやすさを意識して書くようにしましょう

読みやすい文章を書くコツは、以下のとおりです。

読みやすい文章を書くコツ

  • 簡潔に書く(一文50~70文字程度)
  • 項目ごとにまとめて書く
  • 改行をする
  • 箇条書きを用いる

要点がまとまっておらず長々とした文章にならないように、一文は50~70文字程度で簡潔に書きましょう。改行や箇条書きを用いて、パッと見たときに「読みやすそう」という印象を与えるのも大事です。

立花えり

当然ですが、誤字脱字はNGなのでしっかりと見直しをしてから提案文は送るようにしましょう!

2.初心者・未経験の印象を与えない

もし、あなたが超初心者のライターで募集分に「初心者歓迎」と書いてあったとしても、「初心者発言」は避けましょう。

具体的に、以下の言葉は避けるべきです。

避けるべき初心者・未経験ワード

  • 初心者です
  • 未経験です
  • 期待に応えられるかわかりませんが、
  • (初心者・未経験ですが)やる気はあります
  • (初心者・未経験ですが)精一杯頑張ります

提案文は自身をアピールするものです。
「初心者であることを伝える=レベルが低くても許して」と言っているようなものですし、発注者としては初心者アピールをしている人に依頼してもメリットはありません。同じ金額を払うのであれば、初心者よりもしっかりと書ける人に依頼するでしょう。

提案文で大切なのは、自分に何ができるかをアピールすることです。
本業での経験や自身の強みを具体的に伝えましょう!

3.提案文を使いまわさない

提案文は使いまわさずに、案件によって書き分けましょう。
他者の提案文をコピペしたり、ほかの発注者に送った提案文を宛名だけを書き換えて使ったりするのは言語道断です。

どの案件にも出せる提案文はありきたりな内容になってしまうので、発注者の心に響く要素がありません。応募の手間を省くことだけを考えている人に、大事な案件をお願いしたいとは思わないですよね。

テンプレートはあくまで見本です。
発注者の要望に沿って、オリジナリティを加えた内容の提案文を作るようにしましょう。

Webライターの提案文の書き方【テンプレート】

Webライターの提案文の書き方【テンプレート】

Webライターの提案文では、以下の内容を含めて書きましょう!

提案文に書くこと

  • 挨拶と自己紹介
  • 経歴
  • 資格
  • 実績
  • 作業可能時間・対応可能本数

以下のテンプレートを参考にして、自分なりにアレンジして提案文を作成してみてください!
なお、テンプレートでは、過去に美容部員として勤務をしていた初心者ライターさんが経験を活かせる「美容系の案件」へ応募する際の提案文を想定しています。

はじめまして、●●と申します。
現在、飲料メーカーで営業事務として勤務する傍ら、Webライターの活動を行っています。

今回、●●様の「(案件名)」の募集を拝見し、ご連絡させていただきました。

私は過去4年間美容部員として勤務しており、今回募集頂いている「(案件名)」に関して、自身の美容知識を活かせると自負しています。
以下に、経歴や実績を記載させていただきます。

■経歴

20XX年:●●大学●●学部卒業
20XX年:株式会社●●に入社し、●●店で美容部員として勤務
20XX年:株式会社●●に入社し、営業事務として勤務中
20XX年:日本化粧品検定1級を取得

■実績
以下は、私が過去に執筆したキーワードと記事のURLです。
キーワード:●●
http://〜
キーワード:●●
http://〜
キーワード:●●
http://〜

■得意なジャンル
・美容
・ダイエット
・旅行
・料理

■作業可能時間・対応可能本数
作業可能時間は、平日(月~金)は20時以降の2~3時間、休日(土日祝)は終日6~8時間です。なお、月10本程度のペースで納品可能です。

クライアント様に喜んでいただける記事の執筆および迅速な納品を心掛けております。
お忙しいところ恐縮ですが、ご検討をよろしくお願い致します。

実績を示す際は、できるだけ応募する案件に関係のあるジャンルの記事を記載しましょう。もしも、初めてチャレンジする案件であれば、SEOで上位表示された記事を記載するのがおすすめです。

なお、上記に加え、熱意を伝えられる文面を添えるとなお良いでしょう。

初心者Webライターで提案文に示せる実績がない場合は?

初心者Webライターで提案文に示せる実績がない場合は?

初心者Webライターで「提案文に示せる実績がなくて困っている…」という方もいるでしょう。初心者Webライターさんは、以下の対策を取ってみてください。

示せる実績がない場合の対処法

  • 経験や知識を示す
  • サンプル記事を書く
  • ブログを始めて実績をつくる
立花えり

簡単ではないですが、案件獲得に向けて頑張りましょう!

以下で詳しく解説します。

1.経験や知識を示す

提案文を送る案件にあった経験や知識を示しましょう
示せる経験や知識には、以下のようなものがあります。

示せる経験や知識

  • 美容医療を受けたことがある
  • 子育て経験がある
  • 節約が得意
  • 掃除・整理整頓が得意
  • 時短料理が得意
  • 遠距離恋愛の経験がある
  • 婚活サイトを利用したことがある
  • 営業・販売経験がある
  • DIYが得意
  • 旅行が趣味
  • 暗号資産の取引を行っている
  • 株やFXの運用を行っている
  • プログラミングができる
  • YouTubeに動画をアップしたことがある
  • 動画編集ができる

過去の勤務経験や趣味など、示せる知識はさまざまです。たとえば、恋愛系の案件の場合、過去の恋愛経験も活かせます。

まずは、過去に経験したことや好きだったことを紙に書き出してみましょう。
意外とほかの人が経験したことないことを経験していたり、マニアックな知識があったりするかもしれませんよ!

2.サンプル記事を書く

案件に沿ったサンプル記事を書くのも、ひとつの手です。

ただし、ひとつの記事をまるまる書く必要はありません。全体の構成・リード文(導入文)・最初の見出しの1,000字程度を書けば、スキルは示せます

サンプル記事を書くことで、スキルだけでなく熱意も示せるのでおすすめです。

立花えり

案件ごとにサンプル記事を書くことで、ライティングの練習にもなりますよ!

3.ブログを始めて実績をつくる

ブログを始めて、実績をつくるのもアリです。ブログを始めることで、以下のスキルが身につきます。

ブログで身につく知識・スキル

  • 基本的な文章力
  • SEOの知識
  • Webマーケティングの知識
  • WordPressの知識・スキル

ブログを書くことで自分の人柄を伝えられるだけでなく、ブログから収入を得ることも可能です。

ブログの始め方は、「初心者でも10分で超簡単に! | WordPressブログの始め方を解説」で詳しく書いているので、ぜひ見ながらブログを解説してみてくださいね!

Webライターの提案文に関するQ&A

Q&A

ここでは、Webライターの提案文に関して、よくある質問をまとめました。提案文を書く前に、まずは疑問をしっかりと解消しておきましょう!

Q.知識の少ないジャンルはどうやってアピールしたらいい?

A.仕事に対する熱意とリサーチ力をアピールしましょう!

知識の少ないジャンルの場合、「徹底的に情報収集をして、●●様に満足いただける記事の執筆を行います」など、リサーチ力をアピールします。

また、ほかのジャンルで得た知識や経験で活かせる点をアピールするのも良いでしょう。

なお、クライアントにとっても自身にとってもマイナスにしかならないので、間違っても「経験がありません」「知識はありません」などとは伝えないようにしましょう。

Q.提案文をしっかり書いているのに受注できないのはなぜ?

A.必要な情報が足りておらず、魅力的な提案文になっていない可能性があります。

自身ではしっかり書けたと思っていても、クライアントからすると「情報が足りない」「ありきたりな内容」など、魅力的ではなかったり他者と差別化が図れていなかったりする場合があります。

そのため、提案文を書いたら第三者にみてもらうのがおすすめです。

とはいえ、見せられる人がいないという人もいるでしょう。その場合は、書いた翌日に再度チェックすると、改善点が見えることがあります。

また、あわせて応募する案件を見直してみましょう。
大型の案件や報酬が高い案件は競争率が高いため、受注が難しい傾向にあります。初心者の方は、いきなり大型案件に応募するのではなく、タスク案件などでまずは実績を積みましょう。

まとめ:提案文のコツを掴んで受注率をアップをめざそう!

提案文のコツを掴んで受注率をアップをめざそう!

この記事では、Webライターの提案文の書き方とコツについて紹介しました!

採用されるライターの提案文

  • 発注者の質問に答えている
  • 実績を提示している
  • 案件に貢献できることを伝えている

提案文を書くときの3つのコツ

  • 読みやすい文章を書く
  • 初心者・未経験の印象を与えない
  • 提案文を使いまわさない

示せる実績がない場合の対処法

  • 経験や知識を示す
  • サンプル記事を書く
  • ブログを始めて実績をつくる

なかなか案件を受注できない方は、今一度自身の提案文を見直してみましょう。
少し修正するだけで、グッと受注率がアップするかもしれませんよ!

初心者の方は実績作りをするために、ブログを始めるのもおすすめです。
Webライターにブログ運営がおすすめな6つの理由 | 仕事につなげよう」で詳しく解説しているので、チェックしてくださいね。

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